当院は2020年から生物学的製剤投与の承認施設となりました。
生物学的製剤とは症状が強い尋常性乾癬、乾癬性関節炎、膿疱性乾癬、掌蹠膿疱症、化膿性汗腺炎、アトピー性皮膚炎などに使用する注射のお薬です。
注射の種類によって、4週間に1回投与するものや、3か月に1回投与するものなどがあります。多くのお薬は患者さん自身で注射をすることがき、自宅で注射をしていただくことによって、通院回数を減らせるなどのメリットもあります。
生物学的製剤の種類は徐々に増えてきており、現在は
●インフリキシマブ(レミケード)
●アダリムマブ(ヒュミラ)
●ウステキヌマブ(ステラーラ)
●セクキヌマブ(コセンティクス)
●ブロダルマブ(ルミセフ)
●イキセキズマブ(トルツ)
●グセルクマブ(トレムフィア)
●リサンキズマブ(スキリージ)
●セルトリズマブ(シムジア)
●チルドラキズマブ(イルミア)
●デュピルマブ(デュピクセント)
があります。
※乾癬の治療として、初めて投与する方は連携施設である函館中央病院の皮膚科でレントゲン、胸部CTなどの検査をしてからの投与となります。
※生物学的製剤はクリニックに常備していないため、来院前にご連絡をお願いいたします。